赤井らいてう日記

東京インディーギターテックLUCKYSOUND
トリプルファイヤーというバンドでベースも弾く
3rdアルバム「エピタフ」のレコーディング記録
トリプルファイヤーの「エピタフ」が無事完成し発売の運びとなったので、レコーディングについて。

先日の先行即売会で手に入れた方も、9月15日の全国発売を待ちわびている方も、ちょっと気になるけどどうしようかなと悩んでいる方もぜひどうぞ。

今回も録音チームは前作「スキルアップ」と同じ吉田肇、松石ゲルのコンビで愛知県某所のゲルスタジオにて5月にレコーディングしました。

・使用したベース

古株のFENDER Jazz bass'74、ツアー用のsteinberger XP-2、メインのGIBSON thunderbird犬任后
今年の頭くらいからレコーディングに向けて「もっとくたびれた音を!」と鳥居くんが言っていたのでジャズベを復帰させ、スタジオ練習にも持っていくようになりました。最初はピックアップが現行USAのリプレイスメント用のものが付いていたのですが、これも「元気すぎる」とのことで元々付いていたグレーボビンのものに戻し、TONEのコンデンサーも取り替えました。これがビンテージトーンなのか、ただのくたびれたジャズベなのか、もうよく分かりません。

・曲とベースと弾き方とあれこれ
1. SEXはダサい
ジャズベース 指弾き
最初のフレーズで使う2弦、3弦のハイポジションがビビリ気味だったので、レコーディング前はサンダーバードにしようかなと思っていたが、ちゃんとネックの反りと弦高を調整したら直った。医者の不養生とはまさにこの事。
ベース本体の弾きやすさというのは様々な要素が複雑に関係してくる。たとえば、ネックの角度や太さ、フレットから弦までの高さ、弦と弦の間隔、ボディの形状、ボディトップから弦までの隙間、などなど。それで言うと、サンダーバードよりもジャズベースのほうが格段に弾きやすい。ジャズベースだとすんなり弾けるフレーズが、サンダーバードだと「アレッ?」ってなる時がある。すんなり弾けるかどうかの判断基準として弾いてるフレーズがオザケンの「東京恋愛専科」のイントロ。

コレがジャズベだと弾けるがサンダーバードだとちょっとむずい。

ジャズベのラインの音はけっこうジャリジャリするのでリアのボリュームとTONEはけっこう絞っている。
相変わらずライブではコロコロと歌詞が変わっている。が、そもそもずっと同じことを歌い続けなければいけないなんてルールはないのである。

2. トラックに轢かれた
スタインバーガー 指弾き
スタインバーガーはこの一曲のみの登場となった。音の立ち上がりの早さとボワっとしたところがない感じが特徴だと思っている。アクティブサーキットとカーボンネックの組み合わせの音なのかしら。
いつからか没になってしまった「向上心のないやつは馬鹿だって言ってた トラックに轢かれた」という歌詞がとても好きだった。
圧倒的暴力といえば、ちょっと昔にtwitterで流行ったバイオゴリラも同じようなものなのかもしれないと曲ができた当時に思った。

3. 変なおっさん
サンダーバード 指弾き
サンダーバードはそもそもルート弾きでズドドドドとやった時が一番かっこいい音がするベースだと思うのだけど、残念ながらそういう曲やフレーズが最近はほとんどない。
この曲の「なるーーー!」っていうとこだけ思う存分ルートで3弦7フレットのE音をズドドドドと出来るので「よかったねえ、サンダーバード」と思いながら噛みしめるように弾いている。
途中の長3度の和音のフレーズは親指の腹で2つの弦をまとめて弾いている。親指と言ったら晴臣様である。

イントロと間奏は、ギターがベースより低い音を弾いて、ベースがハイポジを弾くという組み合わせなので「次やったら殴る」にも近いアンバランスな感じがある。展開してベースが低音、ギターが高い音のフレーズになったときに妙な感じがちょっと残る。これ面白いのでこっそりパクってみてね。


4. Bの芝生
ジャズベース 指弾き
唯一エフェクターを使った曲。
一昨年くらいにミツメやtoro y moiやらを聴き「やっぱ世の中はオートワウなんじゃねえか?」と思いオートワウ欲しいオートワウ欲しいと思っていたら鳥居くんもオートワウをちょうど手に入れていた。
こちらは鳥居くんの足元。オートワウはDOD。


マオさまのギターのオートワウが冴えわたる

で、ベースにもオートワウかけようと言ってとりあえずエフェクター自作した。が、しかし気に入らずいろいろ探して、どうせなら昔のでっかいエレハモのやつかっこいい(木箱に入ってるし)から使おうと、ヤフオクで手に入れた。MXRのものも小さくて便利そうだったけど、大きさとロマンに賭けた。

ジャズベのジャリジャリ感がエフェクトと上手く噛み合ってると思う。

5. 戦争の話
ジャズベース 指弾き
たしか最初に録音した曲。ギターも同時に録音した。
ずっと同じ繰り返しなので回数を間違えないようにするのがなかなか大変な曲。音階で言うと3つしか使ってない。シャッフルを体に叩きこむべく一時期はバンドで気が狂ったように練習した。鳥居くんが厳しかった。

6. 面白いこと言わない人
サンダーバード 指弾き
あまり使わない4弦ハイフレットを使う曲。この間抜けな音が曲と合っている気がする。
ジャズベかサンダーバードかどっちでもいいかなと思ったがサンダーバードのほうがよりマヌケな音が出る。

7. 今日は寝るのが一番よかった
サンダーバード ピック+ミュート
あまりまともじゃない音を出すべく弦をミュートしっぱなしで弾くことになる。楽器を拭くクロスとか紙とかビニール袋とかを弦とボディの間に挟んで試してみたがなかなか良いミュート加減にならないので、ミュート装置を自分で作ることにした。
とりあえず考える。

東急ハンズで金具などを買ってくる。

そして作る。
原理としてはリッケンバッカーのベースに付いてるものと同じで、ネジを回すとスポンジが上がってきて弦に当たるという仕組み。

こういう音のこういう曲でこんな内容の事を歌っている人はさすがにあまりいないと思う。

8. ゲームしかやってないから
ジャズベース 指弾き
この曲も歌詞がコロコロ変わった。歌詞が変わりすぎてライブでやってもなんか手応えがなく、あまり好きな曲ではなかった。
がしかし録音してゲル氏によるパーカッションが重なったら「めちゃくちゃオシャレじゃん!」と印象がガラリと変わった。地味な子がメガネを外したら…的な。
歌詞もレコーディングを経てやっと固まった気がするが、ライブでやってる時のフロアの「この人なに歌ってんだろう?」ってポカーンとしてる空気がとても好きだ。フロアを見てなくても伝わってくる。

9. 質問チャンス
ジャズベース ピック
こちらも「戦争の話」と同じく3つしか押さえるところがない曲。耳コピは30秒で終わると思う。しかし一曲弾き切るのは大変。手が痛くなるから。
『スキルアップ』録音より前からある曲だったと思うが、ほぼボツというか忘れられたところから何故か生還し少し手を加えライブでもやるようになり、見事『エピタフ』に収録される運びとなった。
イントロのフランジャーみたいなエフェクトはミックス段階で施されたもの。

10. なんかしゃべんないと友達になれない
サンダーバード 指弾き
元の名前を「サッドティー」という。なぜなら鳥居くんが映画「サッドティー」用に作ったものがデモになっているからで、その曲は劇中でも流れている。まだ映画を見ていない人は一度見て探してみよう。

歌詞が安定せずコロコロ変わり、ライブでやってもお客さんは反応できなくなるような曲調なのでいつの間にかフェードアウトか?と思われていたが、めでたく音源化された。
キック、ハイハット、ベース(これはもはや4弦開放のEしか弾かない)を素材としてバラバラに録音し後日鳥居くんが自宅で編集し、あとからボーカルを入れた。

11. こだわる男
ジャズベース ピック
ライブでやっていない曲。今後やるかもわからない。ボーカルにはメロディがあり、そしてメンバーがコーラスを歌わされている。何年かしたら珍曲扱いされてしまうかもしれないが、ラスト前に必要な気もする。ちょっとヘナチョコな演奏だが吉田Pが「このいい加減な感じがいい」みたいなことを言ってOKになったような気がする。
コーラス鳥居



12. 全国大会
サンダーバード ピック+ミュート
モロそのまんまじゃそれはそれでダメなんだけどD.A.Fみたいなブリブリでエレクトロな感じを上手くエレキベースでできないかっていうのを考えていて、この曲もミュート装置を導入した。

デッデッデッデッ…とサスティンがなくて細切れな感じの音になる。
あんまり違いがわからないかもしれないけど、この曲だけでいいからベースの音に注目してほしい…。
ミュート装置を使うとチューニングが狂うのと、1、2弦のハイポジションの音は使い物にならないのがデメリットなので、ライブでは使えないと思う。
1、2弦が使えないので途中のEの音をオクターブで交互に弾くフレーズはライブの時より1オクターブ低い音で弾いている。(ライブは3弦7フレットと1弦9フレットの交互、録音は4弦開放と3弦7フレットの交互)

最後に昼から布団をかぶり漫画を読みクズマインドを純粋培養させる吉田


トリプルファイヤー「エピタフ」


2015年9月15日発売
WAVE-03 定価¥2,000+税(税抜価格¥2,000)

disk union
JET SET
TOWER RECORDS
HMV
amazon

そしてワンマンやります
11月24日(火)渋谷CLUB QUATTRO
トリプルファイヤー『エピタフ』発売記念ワンマン “アルティメット パーティー”
開場/開演:18:30/19:30
前売/当日:¥2,500/¥3,000(共にドリンク代別)

チケット:9/27(日)一般発売開始
ローソンチケット(Lコード:74877)、e+、他
問:渋谷 CLUB QUATTRO(03-3477-8750)

※オフィシャル先行予約あり
受付期間:9/1(火)22:00〜9/16(水)12:00
専用URL:http://eplus.jp/triplefire/

| 音楽 | 15:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
トリプルファイヤーの新作『エピタフ』9月15日発売

トリプルファイヤーの新しいアルバム『エピタフ』が9月15日に発売されます。CD屋さんに並びます。

1. SEXはダサい
2. トラックに轢かれた
3. 変なおっさん
4. Bの芝生
5. 戦争の話
6. 面白いこと言わない人
7. 今日は寝るのが一番よかった
8. ゲームしかやってないから
9. 質問チャンス
10. なんかしゃべんないと友達になれない
11. こだわる男
12. 全国大会

WAVE-03
定価¥2,000+税

「変なおっさん」という曲が試聴できます。

お店に並ぶ前にどこよりも早く買える先行即売会を開催します。
8月29日(土) 新宿 LOFT BAR SPACE
トリプルファイヤー「エピタフ」先行即売会 “夏のエピタフ祭り”
開場/開演:12:00/13:00
料金 当日のみ¥1,000(※1drink込)予約不要
出演 トリプルファイヤー
| - | 16:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
2015年6月のライブ
6月7日(日)神保町試聴室
yoji & his ghost band「my labyrinth」リリース記念ライブ
w/yoji & his ghost band / ju sei / 井手健介
京都のバンドのレコ発東京編にお呼ばれした。もともと面識がなかったので、ライブ当日が初対面だった。去年7月のグローリーのライブを見てくれていたらしい。こういう縁というものはバンドをやる上ではとても大切だ。
神保町試聴室も行ったことがなかったのでどんなところかと思ったら、高層マンションに囲まれたこじんまりとしたビルの1階で、屋上に濱マイクでも住んでるんじゃないかという佇まい。
東横線渋谷駅が地下になっていろいろと大変になったが、地下鉄で行けるライブ会場はとても行きやすくなった。(そして下北沢がさらに遠く感じられるようになった)ここも渋谷から半蔵門線に乗り換えて九段下から歩いて向かった。神保町というとお茶の水から楽器屋街の坂を下りたあたり一帯のイメージがあるのだが、この試聴室はもう少し西側にある。
普段渋谷や新宿でライブしているので、身近だけど知らない東京再発見の趣きもある。
yoji & his ghost bandのベースの人がGIBSONのG-3を使っていて好感が持てた。70年代の変なベースだ。ボルトオンのメイプルネックは、どう考えてもフェンダー製品をバリバリ意識している。70年代のGIBSONの変なベースは調べるといっぱいあるので気になったら勝手に調べてください。RDとかRIPPERとかVICTORYとか。
昼過ぎに始まり、日が暮れるころに終わる、というイベントだった。ライブしたのに日曜の20時くらいには家に着いていてなんだか不思議な気分だったけど、こういうのも悪くないなと思った。

6月20日(土)名古屋・鶴舞 RIPPLE
松石ゲル・プレゼンツ「ワイルドパーティー vol.4」
出演:トリプルファイヤー
opening act:PAN-PAROLE
VJ:松石ゲルのモンド映像ショー
名古屋と京都のプチツアーへ行った。
渋谷で車に乗って待ち合わせしたら吉田だけ遅刻し、吉田来ないなーと思っていたらそこになぜか吉田ヨウヘイ氏とそのgroupメンバーたちが通りがかり「そっちの吉田じゃない!」と盛り上がった。しかもその時ちょうどYYGのアルバムを車内で流していた。ヨウヘイ氏に声をかけると「これから野球ですか?」と言われる。もういろいろめちゃくちゃだ。
行きは同日に名古屋でソロでライブがあるという高野氏(うみのて、ゲスバンド、スイセイノボアズなどなど)も乗せてわいわいと向かう。
順調に名古屋に到着。ライブハウスの位置でしか名古屋の地理を把握していないが、こっちにロックンロールがあって、あっちに行くとデイトリップ、みたいのは分かってきた。
パンパロールの人がDEVOのエナジードーム帽子を持ってて、かっこよくて写真撮りまくった。こういうシンボリックでなおかつアホらしいアイテムを何か作りたいなあ。よくあるラバーバンドとかじゃなく。
パンパロールさんはsoundcloudで曲を聴いたとき「ちゅうぶらんこみたいだなあ」と思ったが本人たちは有頂天が好きらしい。名古屋は面白い人がいる。
狭い会場でぎゅうぎゅうだったが長い時間やった。お客さんも自分たちもよく頑張った。

6月21日(日)京都METRO
my letter release party FINAL in KYOTO
w/ my letter / オワリカラ / OUTATBERO
名古屋から京都は意外とすぐに着く。京都も、よく通る道は覚えてきた。見覚えがある、というだけだが。
メトロでつるっとリハをやって、オーサマーバケーションのドラム谷さんの家にちょっと遊びに行く。まだ生まれて半年くらいの谷ベビーを見せてもらう。パパもママも顔緩みっぱなしで「あーかわいいねえー」ってずっと言ってて美しい親バカだと思った。
オワリカラ高橋さんがkochのヘッドを使ってて、とてもいい音でこれが音抜けってやつかー!って思った。
帰りは、同日に別のハコでやってたミツメと森は生きているのツーマン終わりの軍隊上がり敏腕エンジニア馬場女史を乗っけて東京をめざす。
京都のハコはこういう音を出すイメージあるよねーみたいな話をする。こういう話は好き。
馬場ちゃんも運転手伝ってくれたので順調に東京に戻る。2人と3人だと全然違う。早く免許取ってくれ大垣。

6月30日 (火) 新代田FEVER
TRIPLE HEADLINE
w/ GEZAN  / myeahns(マヤーンズ)
この日から7月の中旬まで、トリプルファイヤーにしてはなかなかのハイペースでライブをした。どれもこれも色の違うイベントで、どこでもそれなりの反応がいただけた気がするので、これからも自分たちのやりたいようにやるしかないんだろうなあと思った。
毎度LUCKYSOUNDのロゴ入りのTシャツを着てライブをしているのだが、誰もそんなとこに注目していない。しかしこの日はGEZANのマヒト氏に「いっつもそれ着てんの?」と言われ、さすが目の付け所が違うなあと思った。
| 音楽 | 16:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
2015年5月のライブ
5月1日(金)渋谷TSUTAYA o-nest
トリプルファイヤー自主企画vol.6「クリトリプルファイヤー」
出演 クリトリック・リス/トリプルファイヤー
自主企画は前回11月だったので半年ぶり。今回は下ネタのナポレオンことクリトリック・リスと、なんともひねりのない企画名で開催しました。
高田馬場Tシャツもこの日から販売開始しました。

とりあえず楽屋がファイヤー4人とスギムさんしかいないので広い広い。60分の長いセットリストでした。

5月22日(金)新宿 Motion
「キクイマホ○○th 生誕祭」
w/ H mountains / うみのて / otori
良いギタリストが集まる日だった。この日出てたギターのうち半分くらいは直したことのあるギターだった。
こんな組み合わせを集められるのもキクイさんくらいのものだろう。

5月23日(土)下北沢THREE
Monotoons企画「EP-1リリースパーティー」
w/ Monotoons / 杏窪彌
Monotoonsはヘンテニ奥村さんの新しいバンド?ユニット?プロジェクト?である。フライヤーとか音源のデザインがなんか見覚えある感じだなあと思ったらラッキーサウンドのロゴも作っていただいたハナフサ氏の仕事だった。

5月のライブ備忘録はいつになく雑だが、連休はレコーディングをしていたので許してほしい。
| 音楽 | 15:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
2015年4月のライブ
4月6日(月)渋谷TSUTAYA o-nest
「第五回 月光密造の夜」
出演:スカート / ミツメ / トリプルファイヤー / 原田(Hi, How are you?/オープニングアクト)
おなじみのスリーマン、前回は京都にて去年の9月に開催され、先に沖縄での開催が発表。そろそろ東京でもやれや!との声が噴出したのかどうかは知らないけれど、めでたく東京でも開催。
しかも今回はお互いの曲をカバーしたコンピCD「密造盤」がおみやげとしてプレゼントされるという特別なイベントと相成りました。
カバーする曲は、カバーされるバンドが指定するというルールで、ミツメの「三角定規△」、スカートの「おばけのピアノ」を指定されたのでなんとかカバーしてちゃっと録音した。
こちらはミツメに「次やったら殴る」、スカートに「スキルアップ」をリクエスト。手に入れた方は分かると思いますが、みなさん予想の斜め上をいくなかなか面白いものができました。
ありがたいことにフロアはパンパンのお客さんに埋め尽くされ、入る余地がなかったため、袖から対バンのライブを見るというAIR JAMスタイル。
実は結構前からどういう風にやろうかと話し合いやら準備を重ねていたため、やっとこの日を迎えられて本当によかったと思った。示し合わせたわけでもないのだが、スカートが最後に「スキルアップ」を披露し、次の自分たちが最後に「三角定規△」を披露して、トリのミツメに繋げるという出来すぎな展開になった。

4月11日(土)沖縄output
「出張版 月光密造の夜 〜沖縄編〜」
w/ミツメ / スカート
バンドで沖縄に行く機会があるなんて思ってもみなかった。
土曜にライブあるのに金曜に出発し月曜に帰るという観光丸出しのスケジュールでいざ沖縄へ。あいにく連日曇りか雨であまり南国感は味わえなかったかもしれないけど、とりあえずいろいろ食べたり泡盛飲んだりしました。写真写真。




もう一日あったらもうメンバーが嫌いになってしまう!ってくらい団体行動したと思います。いや、おきなわワールドとかめちゃくちゃ楽しかったんですけどね。



滞在中、最初のうちは寝るだけの安宿に泊まり、最終日だけいいホテルを取りビュッフェのディナーをいただくという貧乏人の発想。

月光密造の夜、次はどこでやるんでしょうかね?お楽しみに。

4月17日(金)新宿LOFT(オールナイト公演)
radioDTM配信300回記念イベント
出演
ECD + ILLICIT TSUBOI / 入江陽(バンド編成) / GAGAKIRISE / THEラブ人間 / SuiseiNoboAz / Taiko Super Kicks / DJ MEMAI / どついたるねん / トリプルファイヤー / NATURE DANGER GANG / never young beach / Have A Nice Day! / マーライオン(ヒップホップセット) / mothercoat / 吉田ヨウヘイgroup
毎年、いいなと思ったギタリストを5人選んで勝手に表彰している。発表は毎年12月31日、集計は頭の中で毎日行われている。副賞として今回はラッキーサウンドトートバッグを作った。これも勝手に渡している。
今回は2014年度受賞の吉田ヨウヘイgroupの西田くんとタイコスーパーキックスの樺山くんがいるので対バンついでに渡した。
吉田ヨウヘイgroupは、去年11月のツーマンからメンバーが2人抜け、1人入っていたのだが楽器が変わるだけでこんなにも曲の表情は変わるのかと驚いた。トランペットが入るとこうなるのね!と。
去年10月のコネクト歌舞伎町でもそうだったんですが、楽屋にボアズの人たちがいるとワチャワチャと会話が弾んでしまう…。


| 音楽 | 14:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
2015年3月のライブ
3月13日(金・深夜)新宿JAM
<Midnight Of The Living Dead>
w/〇菌(from人間,PANICSMILE)/ otori / the mornings / VOGOS / ookubofactory / BOSSSTON CRUIZING MANIA
otoriと2年ほど対バンしてないかと思ったら、すぐ対バンになった。ミヤタくんはライブしてすぐ副都心線の終電で帰った。正しい生き方だと思う。彼とは同い年で同じパートなので勝手にライバルだと思っているが、彼には既にご子息がいる。人生のゲーム差は開きつつある。
the morningsは活動休止を発表した直後のライブだった。
見に来ているお客さんがとにかくタフだなあと思った。
深夜特有のワルい感じがあったと思うがこの「ワル」という感覚ってけっこう人それぞれとらえ方が違うので上手く伝わっていないかもしれない。まあ分かりやすくいえば東京BOREDOM追体験というか。分かりやすくないか。
近寄りがたさ、おっかなさ、それが生み出すある種の「憧れ」的な感情、ライブハウスがかつて持っていた熱量みたいなものをまだみんな追い求めているのかもしれない。
音源になっていない曲をたくさんやった気がする。盛り上がらないかもしれないが、盛り上がるだけがライブではないと思っている。

3月15日(日)
水戸周遊イベント「えーじゃないか」
水戸ライトハウス/水戸ソニック/参丁目劇場/南町自由広場/写真館
久しぶりに車に乗ってライブに向かうやつ。出番が遅かったのでゆっくりと向かった。バンドで遠くに行くときくらいしか車を運転しないので、一向に車庫入れなどが上手くならない。
会場に着くと、東京で見かける人がたくさんいた。客で見に来ていた高野P介がゴキゲンだった。近くのタワーみたいなとこにも行った。
出たステージは違うけど、HINTOと同じイベントに出たんだ、自分。安部コウセイは相変わらずピンクと黒半分のジャズマスターだった。
会ったことのある有名人は「さん」つけて呼ぶのに、会ったことない有名人は「さん」つけない、この距離感ってなんだか恥ずかしい。

3月28日(土)秋葉原CLUB GOODMAN
左右『スカムレフト スカムライト』発売記念ライブ
w/左右/スカート
左右花池氏から、「ザゼンボーイズ呼んで企画やるんで出てください」(意訳)という連絡がとても昔、まだ一度も対バンしたこともない頃に来て、何なんだこの人は?!と思ったことから左右とのお付き合いは始まる。(結局その企画は頓挫した模様)「居心地の悪さ」みたいなのが今回の3バンドの共通項なんじゃないだろかと思った。
心の故郷だと思っているクラブグッドマンも、ライブで出るのは実は1年半ぶりくらいだ。かつてガラガラのフロアに向かって音を放っていたこの場所に、多くの人を呼べてとても感慨深かったんだけど、そんなのライブを見に来る人側からしたらどうでもいいよね。
| 音楽 | 14:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
2015年2月のライブ
2月23日(月)渋谷TSUTAYA O-nest
otori presents “ノーをウェーブする”
w/ otori / YOLZ IN THE SKY
トリプルファイヤーは2006年から2009年まで3人だった。単純に、そこら辺にいるような、聞いても特になんとも思わないくらいの十把一絡げの有象無象のバンドだった。たまに3人時代の事を知っている人がいるので、その人に会うとMIBみたいに記憶をパシュッと消せやしないかといつも思う。
2010年に鳥居くんが入って4人になって、分かりやすく周りの人の見る目が変わり、音源などが出せるようになり、楽しいライブイベントにどんどん呼んでもらえるようになった。だから、鳥居くんには才能があると僕は信じて疑わないし、どれだけ感謝しても足りない。
2010年の初めあたり、「今まではあやふやで適当すぎた。これからはこういうことをやる」的な内容のことを吉田が言って、当時阿佐ヶ谷にあった吉田の家で見たのがYOLZ IN THE SKYのライブ映像だった。

otoriと対バンしたのは、4人になってライブを始めて半年くらい経ったころだった。それからは対バンしたり、ライブ見に行ったり、見に来てもらったり、バーベキューしたり、オトリプルファイヤー共同企画をやったり、ラッキーサウンドが機材を直したり、ドラムのタニさんが抜けたり、大垣がチャンヒノとラジオ始めたり、大垣がミヤタくんと野球チーム始めたり、楽しい時間を過ごしていたら4年ほど経った。そして数えてみたら2年ほど対バンしていなかったけど、頻繁に会っていた。
お互い楽しくバンドが続いていることは幸せなことだと思う。鳥居くんが入ってからの5年間を振り返らざるをえない、なんだか感慨深くなる日だった。
まだ何かを成し遂げたわけじゃない なぜ こんなことを思い出してる バカめ
| 音楽 | 10:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
2015年1月のライブ
気がついたら4月になっていたけど今年もなんとかライブの記録をつける。

1月7日(水)下北沢 BASEMENT BAR/THREE 
ダムダム新年会 “Zapping 2015″ 
w/クリトリック・リス / the peggies / いやいやえん / ぱいぱいぱいチーム / THIS IS JAPAN / TOKYO HEALTH CLUB / セーラーかんな子 / tomad( マルチネレコーズ ) / 余命百年/ちんすこうず

歳をとったのか、たくさん出演者のいる往来自由などのイベントであまり客として楽しめなくなってしまった。
出番が後の方にあると「ライブのために体力を残さなくては!」という考えが何よりも優先されてしまう。なぜなら自分はライブをするために呼ばれているのだから。出番直前まで対バンさんのライブを見てる人は本当に偉いと思う。
THIS IS JAPANのベースがモズライトになっていた。ナンバーガールを思い出すよね。
余命百年さんはいろんなとこで顔を合わせていたのだが対バンは初めてで「やっと対バンですね!」と言った気がするがもう3ヶ月も前なのでその記憶も定かではない。歳をとったので。高橋ヒョウリ先輩を幼くしたようななんとも怪しいボーカルさんの風貌が素敵である。
ぱいぱいぱいチームは、来来来チームとぱいぱいでか美、H mountainsのKJの合体したバンドなのだが、この日はベースが柴田さんではなく溝渕さんの日だった。
ということで、地上波進出のスターでか美さんと来来来のギターよっさんにはとても失礼なのだが、ドラムがマヒルノ、ベースがボアズ、ギターがfar franceという5年くらい前にタイムスリップしてみんなに教えに行きたくなるような布陣にメロメロになってしまった。僕も歳をとった。
大トリはクリトリック・リス。「昭和歌謡大全集」という、映画にもなった村上龍の小説の中で「悲しい気分を楽しく歌う」のがブルースだと書かれている。だとしたらスギムさんは10年代のニッポンのガラパゴス化したブルースである。

1月18日(日)新宿LOFT BAR SPACE
トリプルファイヤーの新年会
出演 トリプルファイヤー
出店 キッチン小判鮫(カレー)
新年会なので、お酒が入った樽をパッカーンってする、あの見るからにめでたそうなやつやりたい!と主張していたのですが、予算の都合上あえなく却下になる。その分入場料が安かったのだ!
キッチン小判鮫はゲスバンドのベースのサコさんがやってるフード出店なのだが、ジャンクなのにどこか品のある、そして何よりライブハウスの空気に合う、アイデア満載の料理がいろいろ出てくる。
井の頭線池ノ上にBiffというお店が出来たので、これでいつでもキッチン小判鮫の料理が食べられる。気になる方はぜひ行ってみてください。
アンコールでハイスタの雑なコピーを披露する。恥ずかしくなっちゃっていつもより更にステージ内側を向いて演奏していたと思う。
| 音楽 | 10:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
バンドをやっていて感じる、バンドをやるのに必要だと思う6つのこと
「バンドをやる」というのも目的や目標などそれぞれ人によって違います。
楽しくできたらそれでいいね、という人もいるでしょう。どう思われようが評価されなかろうが俺はバンドがやりたいんだ!それだけなんだ!という人もいるでしょう。
そういう人よりは、自分たちのバンドの活動を多くの人に知ってもらいたい、曲を聴いてもらいたいという人向けに書いています。役に立つ人がいたら幸いです。

・検索したときに見つけやすいバンド名にしよう
普段生活していて何か気になったものを調べたいとき、どうしますか?インターネットが普及した現在では、パソコンやスマホでその単語をグーグルで検索をかける人が多いと思います。
その時に何が出てくるかで、いろいろ決まります。探しにくいバンド名(一般的な単語すぎる、長すぎる、読みにくい)では公式ホームページなどネット上で自分達が用意したものにたどり着いてもらえません。
バンド名を決めたら、まずその単語で検索をかけて何が出てくるか見てみましょう。
何年か活動してきて「トリプルファイヤー」というエロい漫画が出てきた時はどうしたものかと思いました。


・バンドの財布を作ろう
バンドをやるにはお金がかかります。スタジオ代やライブの経費や交通費などキリがありません。
複数人数での活動の会計には割り勘がつきものですが、毎回細かい端数まで出していると非常に面倒になってきます。「これは自分が立て替えた分だから…」とかやってると更にダルいです。(リハーサルスタジオの店員をやっているのでよく思います)
なので、先にメンバー全員から同じ額のお金を集めて一つの財布にまとめ、そこからお金を使うようにする。これだけでとても楽になります。スタジオ店員も助かります。

・バンド内で美意識を共有しよう
自分たちがやりたいこと、これがカッコいい!と思うもの、理想とするものなどが明確にあれば、同じ方向に真っすぐ進めると思います。
それと同時に、やっちゃいけないこと、これはダサい!と思うことも共有していると迷いなく活動ができると思います。

・バンドのプロフィールは人前で読み上げても恥ずかしくないものにしよう
自分たちはどんなバンドなのか?というのを自分たちで説明するのは難しいことだと思います。
「どんな音楽をやってるかは聴いてくれればわかる」と考えていても、まずその前に「聴いてみよう」と思わせなければいけません。曲を聞くよりも文字を読むほうが楽だからです。
本屋に売られている本の帯や、映画の宣伝文句ようなものだと思っています。『高田馬場のJOY DIVISION』は『全米が泣いた』みたいなものです。「それって、どんなものなんだろう?」と思わせることができたら儲けものです。
真面目に書いてもウケを狙っても脚色しててもいいと思いますが、自分たちで声に出して読んでみて恥ずかしいものは多分、他の人には伝わりません。

・とりあえず2年くらい安定した活動をしよう
活動のペースはバンドによってそれぞれですが、とりあえず健康的に2年ほど活動をしてみましょう。メンバーが抜けて活動が滞っているうちに有名になるなんてことはまずないでしょう。
定期的にスタジオに入って練習をして、曲を作り、ライブや録音をします。小さなライブハウスに行ったり、試聴サイトで曲を聴いたりとインディーズのバンドに関心を持つ人達は少なからず存在し(その中には同業者のバンドマンも多く含まれます)、その人達の目は決して節穴ではありません。とても便利な時代なので、いい曲をきちんと届くやり方で発表していれば、何かしらの反応があるはずです。それには2年あれば十分です。
特に何も起こらず何も状況が変わらなければ、それはやり方が悪いかやってる内容が悪い場合がほとんどです。活動方法を見直すか諦めるかした方がいいと思います。別に自分達が続けたくて、そして続けられるのならばいつまでもやればいいと思います。誰も止めません。
それを才能と呼ぶのか、どこに優劣があるのかは一概には説明できませんが、自分たちと他のバンドには必ず「差」があります。それは、自分が電車に乗ったときに隣に座っている人と違う顔をしているのと同じようなことです。

・あとは気が済むまでやろう
自分たちは成功した!と感じるポイントは人それぞれだし、自分たちはもう限界だ!と感じるポイントも人それぞれです。
悔いが残らないとこまでやりきったらそれも一つの正解だと思います。僕はまだ気が済んでいないのでバンドをやっています。
| 音楽 | 00:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
さよなら2014
なんの進歩もなく停滞感とマンネリに包まれたダメな感じになったらさっさと見切りつけてやめてやると心の片隅に思いつつも、まだダメになっていないと思うのでトリプルファイヤーというバンドを続けている。
そして2014年は、こんなバンド他にいる?って思うような活動の一年だった。
2月に「スキルアップ」というCDを出した。音楽を担当した映画『サッドティー』が3月からめでたく全国各地で上映され、12月にはDVDとして発売された。地方にもたくさん呼ばれてライブをした。大分、徳島、札幌と初めて行った土地も温かく迎えてくれた。

中でも感慨深かったのが1月の渋谷WWW、『サッドティー』の上映後に出てきてライブしたとき、3月に鮎貝健さんの呼び込みでステージに上がってライブしたとき、そして8月にTV番組『未来ロケット』のイベントに出て、ずっとANNを聞いてたオードリーの若林に会えたとき。あとボーカル吉田が一人で「共感百景」というテレビ番組に出ることになったり、ギターの鳥居くんがトクマルシューゴのバンドでギターを弾くことになったり。
で、やっぱり思うのだ。きわめて主観だけれども、こんなバンドは他にいる?って。
こうなったら、去年も言ってたかもしれないけどあとはいけるとこまでいく、という気持ちで続けていこうと思います。

今、バンドをやる中での夢というか目標は3つあります。
電気グルーヴと対バンすること
鳥居くんがギターマガジンに載ること
ブックオフでトリプルファイヤーのCDを見つけること

がんばります。
そのためにはみなさんCD買ったりライブ来てくれという、ありきたりなことしか言えなくなるんですけどね。


ラッキーサウンドは、今年は工房にいました。少しずつですが、自分で作ったギターが目の前で買われていくのを見るのはいいもんですね。
これからも直したり作ったりするので、工房でお待ちしております。まだまだペースが遅いので、2015年はどんどん作ります。astronauts guitarよろしくお願いします。
バンド漫画収集にも精を出した一年でした。工房に置いてあるので読みにきてください。


今年良かったやつ
漫画

音楽

映画
 
| 年末 | 16:21 | comments(0) | trackbacks(0) |

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